| 卒業前に告白したい!・・・これ、わかります。
同じ学校に通っていられる間は、取りあえず学校に行きさえすれば、その人に会える。あこがれなんで、見ていられるだけでいいわけですよ。お昼休みにグラウンドでサッカーやってる姿とか、次の授業のための教室移動でお友達とふざけながら廊下を歩いている様子とか、放課後の部活であせ流してるとことか、遠巻きにでも見れれば満足。
で、見れなくなる日がやがて来る・・・なんて、チラとも考えたりしないんです。日頃はね。
ところが、卒業の声が聞こえ始めてくると、え?会えなくなるの?うっそぉ〜・・・と焦り始めるわけ。このままじゃ会えなくなってしまう!どうにかしなきゃ・・じゃどうすればいい?・・・・と。そうすると、まず記念に学生服の第2ボタンをもらって、同時に告白しかない!と。といっても、ここでつきあって欲しい・・・っていうのまではきっとないんですよね。自分じゃ気が付いてはいないけれど、「居なくなる」ってことから生まれた強迫観念みたいなもん。言わなきゃ・・居なくなるんだもん。告白しなきゃ・・・ってね。
・・・あ、そっか。そうやって考えると、このシチュエーションの女の子も、もしかしたら「ずっと好きでした。」みたいなことを書いただけで、これからのこと・・・・つきあって欲しいとかってのは書いてなかったのかもね。その手紙を受け取った先輩も「あ・・・そりゃどうもありがとう。」くらいにしかお返事のしようがないようなお手紙だったかも。・・・・これはあり得るな。
話したこともないあこがれの人に告白・・・一度だけあります(笑)。
学生の時、他校の年上の方で、確か学園祭かを見に行ったとき、ステージで演奏してた人。これまたサッカー部だったかな。(私はなぜかサッカー部と縁がある・・・(笑))笑顔の素敵な方で、のちに人から聞いた話では、ちょっと不幸な家庭環境にいる方で、でもかなり努力してがんばってるらしいとのこと。ほら、そういう悪い条件なんか聞くと、余計に「きゃぁ。いい人なのね。」みたいな、勝手な盛り上がりってあるでしょ(笑)。まぁ、そんなこんなで告白・・・というか、手紙書いて、なんかのプレゼントと一緒に送ったのね。
で、そんなこともすっかり忘れかけてた数年後・・・なぜかその手紙の送り主が私らしい・・・ってことを先方が突き止めたらしく・・・人を介して「あなたなの?」と確認され・・・
で、私は「いや、私じゃないです。」と、ウソついちゃった(笑)。
だってねぇ。。。そんな忘れかけてた数年前の事、今更ほじくりかえされても・・・(笑)。今はいとしのダーリンもいるし、ダーリンが大切だし、そんな昔のことは忘れちゃったわ・・・みたいな(笑)。
ま、学生の頃のあこがれって、そんなもんです(笑)。
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