そんな彼女たちに共通する、ころんへの質問ってのがあります。

「離婚したあと、後悔しなかったか？」

・・・この質問をするってことは、自分は離婚したら後悔しそう・・ってことなのかな？と勘ぐりつつ彼女たちの話を聞くんだけどさ。
後悔するかも・・・ってのは、例えば世間体とか、一人でいることの寂しさとか、その後の生活のしんどさとか、子供を育てていく上での不安とか・・・ってことなのかなぁ。すべてを自分が背負わないといけない、それが出来るかどうか不安で、その不安通り行き詰まっちゃった時に後悔するんじゃないか・・・・そういう意味なんだろーかねぇ。。。

後悔・・・ってのは、なにをもってして後悔って呼ぶんだろうね。

結果として離婚したいと思うような相手と出会って結婚したこと？離婚するような相手との間に子供を作ったこと？

でもさ。それもこれも自分が決めたことじゃん。で、離婚したとしてもそれも自分が決めたこと。そして、それら全部の出来事が今の自分をつくってる。
今の自分がどれだけも立派な人間だなんて、思っちゃいないけど、でも、これからだって自分が何かを思い、何かを選択し、決断して、それもこれも全部が自分って人間の糧になっていくんだよ。きっと死ぬまでそれを繰り返していくんだよね。
それのいったい何を後悔するんだ？・・・ところんは思っちゃうな。

ころんに同じ質問をする彼女たちの目標って、いったいなんだろう？何が望みなんだろう？幸せになりたいと思っているとは思うんだけど、じゃぁ彼女たちの思う幸せって、いったいなんなんだろう？とそんなことを思ったりします。

さて、その質問を受けたとき、ころんはなんってお返事するか。

「離婚したことで後悔なんて、したことないよ」です。
理由はなんにせよ、一緒の部屋で生活することが息苦しくて、つらくて、だんなが仕事から帰ってくる時間に家を出て、毎晩夜の街を徘徊して、子供が起きる時間の前に家に帰る・・・眠れない、話せない、笑えない状態になっていたんだもん。今のころんの様子からは想像出来ないでしょう？（笑）ってことは、後悔なんてしてない・・・結構楽しんでるってわかるよね？（笑）。

次によくきかれる質問。「子供のためにがまんしようと思わなかったの？」

子供のため・・・てのは、両親がいる環境が一番だ・・とか、その方が経済的にも不自由なく生活出来るとか、そういうこと？

ころんもこれについて、離婚するときにはいろいろと考えたんだけどさ。
別れることで子供ながらに傷ついても、大きくなったとき、彼らは彼らなりにきっと理解してくれるはずだ・・・と思うわけ。ころんが精一杯一生懸命生きてればね。もちろんそれまで時間がかかるかもしれない、いやな思いもいっぱいするかもしれない。きっと迷惑もかけるだろう。
でも、離婚しなかったことを「子供のために離婚せずにガマンして生活してたんだ」って将来子供が受け止めてしまったとき、どんな精神的ダメージを受けるだろう・・・？と思うのよね。「お母さんは僕のためにずっとがまんして、一生を棒にふったんだ」・・・その方が取り返しがつかないんじゃないかって気がするのよ。そんな思いはさせちゃいかんでしょって。
人それぞれ「子供のために」ってのの基準は違うと思うんだけど、ころんはそれを一番強く感じて、仲良く楽しく生活出来ない夫婦だったら、それは子供のために一番よくないだろう・・・と思ったんだよね。いや、もちろん逆に「離婚せずにがまんして僕を育ててくれて、ありがとう」と思う子供もいるかもしれないよ。でも、ころんはその逆を考えたんだもん。で、自分の子供はきっところんと同じように思うに違いない・・・（笑）と思ったんだよね。だってころんの血が流れてるわけだし。
それにね。お父さんが長いこと家にいない職業って家庭もよくあるじゃない？で、お父さんがいない家庭の子供はみんな不幸か？っていえば、そんなことないでしょ。
離婚すれば両親は別々に暮らすけど、だからって親子じゃなくなるワケではないし、どこに住んでいようが親と子。それにかわりはないわけだから、いいかな〜とも思ったのよね。行き別れたわけではないし、ましてや死んだワケでもなく、あおうと思えばあえるわけだし、

だからこの質問には「思わなかった・・・ちゅーか、子供のためにも離婚した方がいいと思ったよ」と答えます。

とまぁバツイチになった言い訳をこんこんを書いてみましたが（笑）。でも今はわりと楽しく生活してるんですよ。これでも。
・・・・ところん一人が思っているだけで、実はその他のファミリー＝怪獣１号２号は「お父さんがいないくせにぃ〜〜」とかってすごくイジメられてて、すごく迷惑してたりしてね（笑）。
ま、それもこれもころんの元に生まれてきたからしゃ〜ないなとあきらめなさいと言うしかないなぁ（笑）。いや、もうすでにあきらめていたりしてね（笑）。